【社会】食材偽装についてワタミ社長「精査したが見つからず」 中間決算、最終利益は55・0%減の5億円と大幅な減益
大手居酒屋チェーン、ワタミの桑原豊社長は7日、9月中間決算を発表した会見で、飲食関連業界で広がっている食材偽装問題についての質問に対し、「精査したが、問題は見つからなかった」と述べた。発表した9月中間連結決算は、高齢者向け食事宅配サービスなどの寄与で売上高が807億円と前年同期比6・7%の増収になったが、主力の居酒屋などが振るわず国内外食事業が赤字となった結果、営業利益は37・0%減の24億円、最終利益は55・0%減の5億円と大幅な減益になった。