【電力】日本の電力価格の高騰が産業競争力に影響する可能性を指摘/IEA
IEA=国際エネルギー機関は、世界のエネルギー需給の展望をまとめたことしの報告書で、日本はアメリカに比べ電力価格が高い状況が続き、将来の産業競争力に大きな影響を及ぼすと指摘しています。IEAは、毎年、世界のエネルギー展望を報告書としてまとめています。12日発表された今回の報告書では、2035年までの世界のエネルギー需給について、中国やインドなど新興国での需要の増加が決定的になる一方、アメリカはシェールガス革命によって2035年までにエネルギー需要をすべて国内で賄うようになるとしています。