【大阪】老朽化した大阪市「防災無線」の更新延期、「大阪都構想」の余波で安全後回し…「政治の都合で市民の安全対策を後回しか」と批判
災害情報などをスピーカーで伝える大阪市の「防災行政無線」が老朽化し、市が今年度から4年間かけて設備を一新する計画を立てたものの、大阪都構想の行方を見極めるため延期したことが分かった。9月の台風18号の際、市は防災無線などで避難を呼びかけたが、「聞こえにくい」などの苦情が数十件あった。専門家は「政治の都合で市民の安全対策を後回しにするのは許されない」と批判している。