【裁判】酒気帯び運転での懲戒免職は「裁量権の逸脱」 処分取り消しで退職金の支払命令 熊本地裁
★市職員飲酒運転の免職を取消
去年、酒気帯び運転で検挙され、懲戒免職の処分を受けた熊本市の元職員の遺族が、処分の取り消しなどを求めていた裁判で、熊本地方裁判所は、「処分は重すぎで裁量権を逸脱している」と指摘し熊本市に懲戒免職の処分を取り消し退職金を支払うよう命じる判決を言い渡しました。熊本市の西部土木センター維持課の職員だった当時49歳の男性は去年4月、酒気帯び運転で警察に検挙され、翌月に熊本市から懲戒免職の処分を受けました。