【国際】韓国、イージス艦3隻追加の計6隻態勢へ 周辺海域争い激化で倍増計画
【ソウル共同】韓国軍の合同参謀本部は10日、弾道ミサイルの軌道追跡のできるレーダーを装備したイージス艦を2027年までに3隻追加、現在の2倍の計6隻態勢とする計画を決めたと明らかにした。総費用は約4兆ウォン(約4千億円)と見込んでいる。北朝鮮の弾道ミサイルの脅威が高まっていることに加え、中国が11月に、韓国と管轄権を争う東シナ海の暗礁、離於島(中国名・蘇岩礁)上空を含む空域に防空識別圏を設定したことにより、周辺海域の権益争いが激化していることに対応する目的とみられる。