【西日本新聞】「(日中)どちらがヴォルデモートか」…国際世論を味方に付けるために児童文学を引き合いに出すとはいかにも大人げない
▼この悪の魔法使いをめぐる論争が、英デーリー・テレグラフ紙上で年明けに起きた。「どちらの国がヴォルデモートか」。言い合っているのは日本と中国の駐英大使である
▼きっかけは中国の劉暁明大使の寄稿。安倍晋三首相の靖国神社参拝を踏まえ「軍国主義が日本のヴォルデモートとするならば、靖国神社は(ヴォルデモートが自分の魂を納めた)魔法の箱であり、日本の魂の最も暗い部分の象徴」とした。