【自衛艦衝突】「救命胴衣つけていれば、2人とも多分助かっていたのでは…」仲間ら言葉詰まらす
広島県大竹市沖で海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」と衝突し、仲間同士で釣りに向かう最中に、冷たい海に投げ出された4人のうち2人が犠牲になった。回復を信じて祈り続けた関係者らは一様に落胆し、「どうして…」と突然の悲報に打ち震えた。「救命胴衣をつけていれば、2人とも多分助かっていたのでは…」。重体となっていた釣り船の大竹宏治さん(66)が息を引き取ったことを聞いた、生存者の寺岡章二さん(67)は言葉を失った。