【長崎】体にすすを塗ったふんどし姿の男衆が若い女性を大草履に乗せ上下に激しく揺らすと女性の悲鳴が集落に響く「ヘトマト」
五島市下崎山町で19日、国重要無形民俗文化財の奇祭「ヘトマト」があった。体にすすを塗ったふんどし姿の男衆たちが若い女性を大草履に乗せ放り上げた。ヘトマトは、豊作や豊漁、子孫繁栄を祈願する。起源や語源は不明。この日、直径約50センチのわら玉を奪い合う「玉せせり」や綱引きなどをした後、祭りの呼び物のわらで編んだ大草履(長さ約3メートル、重さ約300キロ)を男衆が通りに登場させると熱気は最高潮に。