【社会】オウム真理教、レーザー照射装置で大穴馬券ゲットを画策していた
1995年2月の公証役場事務長・仮谷清志さん(当時68歳)拉致事件で逮捕監禁罪などに問われたオウム真理教元幹部・平田信(まこと)被告(48)の裁判員裁判第4回公判が21日、東京地裁で開かれ、証人尋問に元幹部の中川智正死刑囚(51)が出廷した。確定死刑囚の出廷は極めて異例。法廷内に防弾パネルが設置されるなど、厳戒態勢での尋問で中川死刑囚は、平田被告の出頭時に、自身の死刑執行が先送りになることが「頭をよぎった」ことなどを生々しく証言した。