【社会】取調室から逃げた男に「逃走罪」を適用できず
今月、横浜地方検察庁川崎支部の取調室から、容疑者の男が2日間にわたって逃走した事件で、男は身柄を勾留する手続きが終わる前に逃げていたことから、逃走行為自体は罪に問われず、女性への乱暴に関わった罪などで起訴される見通しです。川崎市多摩区の無職、杉本裕太容疑者(20)は、別の男と共に女性を乱暴し、現金を奪ったなどとして、今月6日に警察に逮捕されましたが、送検された翌7日、川崎市の横浜地方検察庁川崎支部の取調室から逃走し、2日たった9日、およそ20キロ離れた横浜市内の雑木林で見つかり、逮捕されました。