【社会】浪速区役所職員、事務作業の遅れを隠すため滞った生活保護150万を自腹で立て替え
大阪市は27日、浪速区役所の男性職員(34)が2009年5月~13年8月、区内の女性2人に支給する生活保護費の一部、計約150万円を自腹で立て替えていたと発表した。事務作業の遅れなどを隠すためだったといい、市は職員の処分を検討する。市によると、男性職員は09年4月に生活支援担当となった。慣れない業務に事務作業が滞り、同年5~7月、同区の女性に対する通院交通費など約3万2000円の支給手続きを完了できず、自腹で立て替えた。