【原発】東京から九州に移住した自主避難者が、国と東京電力に1人当たり1000万円の損害賠償を求め提訴へ
東京電力福島第1原発事故で、関東地方などから自主的に避難し九州に移住した人らが、国と東電を相手に損害賠償を求める訴訟を起こすことが10日、分かった。弁護団が同日、福岡市内で記者会見して明らかにした。関東からの自主避難者が提訴するのは全国で初めてで、遅くとも9月までに福岡地裁に起こすという。弁護団によると、訴えるのは計44人で、福島、宮城からの2世帯7人を除く13世帯37人が東京や千葉など関東地方からの避難者。