【原発問題】キノコのセシウム、「プルシアンブルー」の顔料で大幅に低減 キノコが青くなっても味や健康に問題無し
東京電力福島第一原発事故の影響で、キノコから検出される放射性セシウムの濃度を、顔料の「プルシアンブルー」(紺青)を混ぜた水で大幅に低減させる実験に、群馬県林業試験場(同県榛東村)などが成功した。農家に朗報となりそうだ。試験場は、セシウムを吸着する能力が高いプルシアンブルーに着目。二〇一二~一三年度にキノコ関連企業の北研(壬生町)、独立行政法人・森林総合研究所(茨城県つくば市)などと共同研究した。