【福井】「多くの方が礼拝され、大いなる徳を積まれますように」…スリランカの至宝が到着、越前町で釈迦の遺骨「真身御舎利」を公開
スリランカの至宝で、釈迦(しゃか)の遺骨とされる「真身御舎利(しんしんおしゃり)」の公開が四日、越前町下糸生(しもいとう)の念仏宗福井別院で始まった。一般公開に先立ち、スリランカ大統領特使のチャマル・ラージャパクサ国会議長らが出席して特別御開帳式典があった。真身御舎利は、二千三百年以上前にスリランカに初めて仏教が伝来した際に一緒に伝わり、南伝仏教発祥の聖地ミヒンタレーにある同国最古の寺院、ラージャ・マハー・ビハーラ大寺に祭られている。