【東京】「お帰りなさい。お仕事お疲れさまです」…サラリーマンのいやしの空間、銀座の「かっぽう着アイドル」、和風バー店主・安藤さん
家庭で愛用されてきた純白のかっぽう着姿をトレードマークにして、東京・銀座で和風バーを営む33歳の女性がいる。なじみの客たちは彼女をこう呼ぶ。かっぽう着アイドル――。ネオン輝く銀座の中心街の一角。地下へ歩を進めると、サラリーマンのいやしの空間が広がる。「お帰りなさい。お仕事お疲れさまです」。カウンター越しに客を迎えるのは「Bar庵(いおり)」の店主、安藤雅世さん(33)だ。