【政治】公明党「集団的自衛権より生活防衛」津市内での会合で山口那津男代表=5日
公明党の山口那津男代表は5日、津市内での党会合で、集団的自衛権の行使容認問題よりも社会保障の充実などが連立政権の優先課題だと重ねて強調した。「消費税が上がり、社会保障はどうなるのかと国民は生活防衛に強い関心がある。政治が国民の関心からそれると厳しい視線にさらされる。深く自覚すべきだ」と述べた。集団的自衛権に関し「国民にとって何が必要なのか、落ち着いて国民が理解できるように十分な議論が必要だ」として慎重な検討を求めた。