【ライフ】幼年期の記憶がもつ力―将来の人生が豊かになる
The Power of the Earliest Memories
By SUE SHELLENBARGER
3歳の頃の記憶が遠い将来、大人になったときの生活を向上させる助けになるかもしれない――。日常生活の記憶――例えば、幼稚園に最初の登園した日のことや、飼いネコが死んだことなど――を振り返り、その意味を理解できる能力のある子供は、思春期から成人期にかけてそうした記憶を活かし、より良い自己認識の確立や人間関係の構築、堅実な選択ができることが、新たな研究で分かった。