【社会】「アンネの日記」損壊男、鑑定留置へ…起訴の可否判断
東京都内の図書館などで「アンネの日記」や関連書籍が相次いで破られた事件で、東京地検が近く、器物損壊などの容疑で逮捕された小平市の無職男(36)の鑑定留置を東京地裁に請求する方針であることが、捜査関係者への取材でわかった。地検は鑑定を踏まえ、男を起訴するかどうか判断する。男は、今年2月に杉並区の二つの図書館で「アンネの日記」など40冊以上を破ったとする器物損壊などの疑いで、3~4月に警視庁に3回逮捕されたが、地検は処分を保留している。