【中国】希少動物食べたら刑罰 法解釈変更を検討
中国で開会中の全国人民代表大会(国会)常務委員会は、絶滅の危機にある野生生物を購入したり食べたりした場合の刑事責任を追及するため、法解釈を変更する案の審議を始めた。違法業者だけでなく、食べる側の責任も問うことで、希少動物保護につなげるのが狙い。22日付の中国各紙が伝えた。中国の一部地域では、アムールトラや哺乳動物のセンザンコウなどを食べると「腰痛や関節炎が治る」「パワーが得られる」などと信じられており、希少動物が漢方薬の材料や中華料理の珍味として違法に取引される事件が後を絶たない。