【政治】96条早期改正目指す=自民党の船田元・憲法改正推進本部長
自民党の船田元・憲法改正推進本部長は3日、東京都内の集会で講演し、改憲の発議要件を衆参両院で「3分の2以上」の賛成と定めた憲法96条について、「できれば(最初の発議を受けた)1回目の国民投票で改正するのが正しい方向性だ」と述べ、早期の改正を目指す立場を強調した。また、現在審議中の国民投票法改正案で、公務員の組織的な運動の扱いが検討課題とされたことに関しては「1回目の国民投票までに、何らかの規制を加えたい」と述べ、制限を加える方向で再改正を急ぐ考えを示した。