【人口減少問題】大前研一 「グリーンカード制を導入せよ」
政府は「50年後の2060年代に人口1億人を維持する」という中長期の国家目標を設けた。このままでは、日本の人口は60年に8600万人台まで減少するため、20年ごろまでに集中的に対策をし、20年ごろまでに集中的に対策をし、人口減少に歯止めをかける考えだ。現在、1人の女性が生涯に産む子供の数は1・41。これを60年には2・07以上に引き上げるという大幅な出生率改善策で、高齢者に手厚い予算配分を現役の出産・子育て世代に移し、3兆円規模の支援を目指す。