【国防】島嶼部への攻撃を想定した離島防衛、奄美大島への陸自配備は「有力な候補地」…防衛副大臣が示唆
防衛省の武田良太副大臣が21日、島嶼(とうしょ)部への攻撃を想定した陸上自衛隊警備部隊の配備について、鹿児島県の奄美大島を「有力な候補地」と述べた。部隊は約400人規模。防衛省はこの規模の部隊を沖縄・奄美など南西諸島に複数配備する方針で、配備に向けた具体的な計画作りに乗り出した。部隊配備の方針は尖閣諸島などを標的とする攻撃に対応する能力を向上させるため、2018年度までの中期防衛力整備計画に盛り込まれた。