【放射能汚染】汚染水対策の凍土壁、来月にも工事着手へ 福島第一原発
東京電力福島第一原発で汚染水の発生量を抑えるために建屋を氷の壁で囲う「凍土壁」の計画について、原子力規制委員会の検討会は26日、工事に入ることを大筋で認めた。東電や事業を補助する経済産業省は6月にも、凍結管を埋める工事に取りかかる。規制委は、これまでの議論で、地下水の流れが変わることにより地盤が沈んで建屋が傾かないかや、建屋内にたまる汚染水の水位と地下水の水位のバランスが崩れて汚染水が外に流れ出ないかといった安全面の疑問を指摘している。