振り込め詐欺グループのリーダーで、現金受け取り役などのメンバーを集め、犯行を指示していたとみられる暴力団組長の男らが逮捕された。詐欺の疑いで逮捕されたのは、山口組系暴力団組長の長田直樹容疑者(53)と、自称・飲食店店員の帆足寛興容疑者(34)。警視庁などによると、2人は詐欺グループのメンバーとともに去年6月、都内の80歳の女性に、おいを装って、「小切手が入った荷物をトイレに忘れた」などとウソの電話をかけ、現金500万円をだまし取った疑いが持たれている。

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