【滋賀】“見頃”の今こそ駆除を、特定外来生物「オオキンケイギク」…生命力が強く、全国的に野生化して河川敷や道路に大群落
全国で生態系を脅かしている外来植物「オオキンケイギク」が県内でも繁殖地を拡大している。道路脇や湖岸などに群生する黄金色の花。見栄えが良く、コスモスに似た美しさに目を引かれがちだが、“見頃”の場所には注意が必要になっている。オオキンケイギクは、北米原産のキク科の多年草で、高さは三十~七十センチ。環境省によると、一八八〇年代に観賞用などとして導入され、その後、道路のり面の緑化に大量に使用され全国に広がった。