【IT】「Adobe Flash Player」に脆弱性、ネットバンキング攻撃急増、攻撃の94%が日本向け「明らかに日本に標的を合わせている」
インターネットバンキングのIDやパスワードを盗もうとするサイバー攻撃が増加している。広く使われている動画再生ソフトのセキュリティー上の欠陥(脆弱性)を突く上に、日本に標的を合わせている。ソフトを更新するなどの自衛策が必要だ。米情報セキュリティー大手シマンテックの日本法人(東京・港、河村浩明社長)は30日、米アドビシステムズの動画再生ソフト「フラッシュプレーヤー」の脆弱性を突き、ネットバンキングのログイン情報を盗むウイルスを送り込むタイプのサイバー攻撃が日本で急増していると発表した。