【環境】水銀被害防止を定めた「水俣条約」、早ければ15年に締結 石原伸晃環境相
水銀による健康被害を防ぐために国際的な管理をする「水俣条約」について、石原伸晃環境相は30日、日本は早ければ2015年中の締結を目指す考えを示した。法的整備に向けた国の議論がこの日始まり、年内にとりまとめられる予定。国内の締結時期が示されるのは初めて。中央環境審議会小委員会などが国内措置の検討を進めることになっており、この日、水銀の大気への排出対策を議論する小委員会のほか、水銀の貿易や添加製品について議論する会合がそれぞれ開かれた。