【科学】九州大、バクテリアの酵素を利用した燃料電池電極を開発 プラチナの637倍の活性
九州大学などの研究グループが、燃料電池の電極として使われる希少金属のプラチナの代わりに微生物が作る物質を使ってより効率的な電極を世界で初めて開発したと発表しました。プラチナに頼らない新しい燃料電池につながる可能性があると注目されます。燃料電池では、水素から電子を取り出して酸素と反応させるために希少金属のプラチナが電極に使われていますが、価格が高く資源量が限られるためこれに代わる素材の研究が各国で行われています。