【国際】「専業主夫」米国で増加、23年前の倍近くに
【ワシントン時事】女性の社会進出や家族意識の変化などを背景に、仕事を持たず子育てなどに専念する「専業主夫」が米国で増えていることが、民間調査機関ピュー・リサーチ・センターの調べで分かった。その割合は子供と同居する父親の1割に満たないが、2012年には約200万人と、23年前と比べて約8割増加した。5日公表の調査結果によると、仕事を持たずに18歳未満の子供と同居する父親は1989年に約110万人だったが、景気後退後の10年には最多の約220万人に達した。