【社会】長崎のキリスト教文化、ウェブ発信 世界遺産へPR
世界遺産登録をめざす「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の歴史的背景や、地域に根ざしたキリスト教文化を広く知ってもらおうと、県が「おらしょ――こころ旅」()というウェブサイトをつくった。ラテン語の「oratio(オラショ)」は「祈り」を意味する。これまでも、長崎市の大浦天主堂など世界遺産候補の13の構成資産を中心に、建築物としての価値をまとめたサイトはあったが、今回は「祈りの場としての教会や人々の信仰の姿を通じ、キリスト教の物語を紹介することに重点を置いた」と、県の担当者は説明する。