【国際】エルニーニョ現象、5年ぶりに発生近づく…6月~8月の夏の間に本格的に発生、9月~11月の秋にかけて続く見込み
気象庁は10日、太平洋赤道域東部の海面水温が平年より高い状態が続くエルニーニョ現象の発生が近づいたと発表した。夏(6~8月)の間に5年ぶりに本格的に発生し、秋(9~11月)にかけて続く可能性が高いという。日本ではエルニーニョ現象発生により偏西風が平年より南寄りを吹き、太平洋高気圧の北への張り出しが弱くなるため、夏の平均気温は北日本(北海道と東北)で平年並みか低く、東日本でほぼ平年並み、西日本と沖縄・奄美は平年並みか高いと予想されている。