【捕鯨】調査捕鯨でミンククジラ30頭捕獲 計画の51頭を下回る…水産庁発表
水産庁は13日、宮城県石巻市沖の北西太平洋沿岸域で実施した調査捕鯨で、ミンククジラ30頭を捕獲したと発表した。調査は4月26日~6月11日に実施。南極海での調査捕鯨の中止を命じた国際司法裁判所の判決を受け、捕獲数の計画を51頭に減らしたが、天候不良で調査をできない日が多く、計画を下回ったという。調査団長の茂越敏弘・日本鯨類研究所室長は、石巻市内で同日開かれた報道陣向けの報告会で、「天候に大きく左右されたが、調査に必要なクジラは十分に確保できた」と述べた。