【社会】小1が体罰を受けPTSDで通学できない状態に、9600万円の賠償求め提訴
宮城県石巻市の小学校で2008年、担任だった女性教諭から体罰を受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症したとして、同市の中学1年の男子生徒(12)と両親が19日、市を相手取り、約9600万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした代理人弁護士が同日、記者会見を開いて明らかにした。弁護士によると、当時小学1年だった男子生徒は、入学後の5月から6月にかけて、学習目標を達成できなかったとして教諭に頭をたたかれたり、牛乳が飲めないのをとがめられて牛乳パックを投げつけられたりしたとしている。