【国内】安倍首相の「第3の矢」はドリルではなく彫刻用のノミだ=米ウォール・ストリート・ジャーナル
【東京】安倍晋三首相は過去1年間、日本の長年のデフレの終息へ向け大きく前進したが、経済成長の刺激を狙った一層の政策措置を今週発表する。この中で、同首相は根本的な選択を迫られる。日本は米国や比較的健全な欧州国の経済と同等の成長を達成するため、長年の慣習や企業慣行を抜本的に改革しようとするのか。あるいは成長下降を鈍化させるものの反転に向けてはほとんどなにもしない「低リスク・低リターン」の政策にとどまるのかという選択だ。