【経済】5月の消費者物価指数3.4%上昇 電気代の増税分などにより4月よりも拡大
総務省は27日、5月の全国の消費者物価指数(2010年=100)を発表した。価格変動の大きい生鮮食品を除く指数は、前年同月より3・4%上がって103・4だった。1982年4月以来、32年1カ月ぶりの高い伸び幅となった。上昇は12カ月連続。エアコンなどの家庭用耐久財やガソリンなどの価格が上がった。4月(前年同月比3・2%上昇)よりも伸び幅が拡大したのは、月をまたいで徴収される電気・水道代などが5月から消費増税分が上乗せされたためとみられる。