【イラク情勢】ISIL(ISIS)への「義勇兵」東南アジアからも続々 マレーシア人の自爆テロ初確認…真の脅威となるのは帰国後
【シンガポール=吉村英輝】イラクとシリアで勢力を拡大するイスラム過激派組織「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」に、東南アジア諸国から多数の若者が「義勇兵」として合流していることがわかった。東南アジアの過激派をめぐっては、1990年代のアフガン戦争に参加した域内の若者らが帰還後、インドネシアなどで自爆テロを展開した経緯があり、治安当局は一連の動きを強く警戒している。