【青森】再処理工場に日本原燃「10月完成難しい」
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六ヶ所村で使用済み核燃料の再処理工場を運営する日本原燃の川井吉彦社長は、現在行われている国の安全審査について、「厳しい意見が出ているため当初見込んでいた半年程度での審査の終了は非常に厳しい」と述べ、ことし10月を目指している工場の完成は難しいという認識を示しました。六ヶ所村にある使用済み核燃料の再処理工場については、ことし1月から国の原子力規制委員会による安全審査が行われていますが、「重大事故への対応が不十分だ」といった厳しい意見が相次ぎ、審査が終了する見通しは立っていません。