【社会】地デジの電波で局地豪雨予測、スカイツリー活用、大気中の水蒸気を把握…「東京五輪のころには実用化できるようにしたい」
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東京スカイツリー(東京都墨田区)から出す電波を局地的大雨の予想に役立てる。情報通信研究機構(東京都小金井市)が、そんな研究に取り組んでいる。雨のもとになる大気中の水蒸気を把握するシステムで、川村誠治主任研究員は「二〇二〇年の東京五輪のころには実用化できるようにしたい」と語る。〇八年に神戸市の都賀川で保育園児らが流されて五人が死亡した事故では、上流の大雨で「十分で一メートル三十センチ」(気象庁)という急激な水位上昇が発生。