【科学】地球上で最も黒い「黒色」が開発される ― 光を飲み込む「スーパーブラック」。ブラックホールに最も近い世界
英国の研究者は、科学界の「新しい黒」を開発した。「バンタブラック」「スーパーブラック」と呼ばれる黒色だ。この素材は、可視光の透過率0.035パーセントで、世界記録を打ち立てた。人間の目が、その形と大きさを認めるのに苦労するくらい黒く、ブラックホールの様相を呈しているともいわれている。ちなみに、もしこの素材をドレスに使うとしたら、とてつもなく高価な服になる上、着ている人の頭と手足がまるで浮いているように見えてしまうらしい。