【佐賀】80年代、町外の応援隊が去ると攻撃ヘリ・コブラ反対運動は収束…目達原駐屯地の今
佐賀空港へのオスプレイ配備計画により、県内では縁遠いと思われた「基地問題」がぐっと身近になった。しかし、陸上自衛隊目達原駐屯地(神埼郡吉野ケ里町)周辺はこれまで、騒音被害が日常化し、四半世紀前には対戦車ヘリ導入をめぐって反対運動も起きている。現在ではほとんど注目を集めることのなかった「基地問題」に向き合ってきた住民たちは、駐屯地周辺や沖縄の「負担軽減」として突然浮上した計画の行方を複雑な思いで見守っている。