【社会】アクリフーズ農薬混入事件 食品に混入の元従業員に求刑 懲役4年6か月
食品大手「マルハニチロ」の子会社だった群馬県の工場で去年、冷凍食品に農薬を混入させ、業務を妨害した罪などに問われた元従業員に対し、検察は「消費者に健康被害の不安を生じさせるなど、刑事責任は重い」と指摘し、懲役4年6か月を求刑しました。「マルハニチロ」の子会社だった「アクリフーズ」の群馬県の工場に勤めていた阿部利樹被告(49)は去年、ピザやチキンナゲットなど、22の製品に農薬の「マラチオン」を吹きつけて混入させ、工場の業務を妨害した罪などに問われました。