【社会】18歳で里親や施設離れても大丈夫、都内に下宿、「先輩」男性動く…「社会に出た後も見守る場所が必要。背中を押せる場所に」
両親を亡くし、施設や里親の元で育った男性が、同じ境遇の後輩を支える「下宿」を東京都内に開設する準備を進めている。虐待などの理由で親元で暮らすことができない子の多くは、十八歳で里親の家庭や施設から離れており「社会に出た後も見守る場所が必要」と訴える。男性は江東区の建設会社社員、中山健太さん(26)。幼いころに火事などで両親を相次いで亡くし、小学校入学前に児童養護施設に入った。