【社会】ごみ屋敷に4歳女児・親の暴力にSOS出す女子高生... 児童相談所、相談増加するも人員増えず
ごみ屋敷で育つ女児、親の暴力にSOSを出した女子高生――。児童相談所の職員は増え続ける虐待の対応に日々追われている。「子供のためにもっとしてあげたいが、できない現実がある」。葛藤を抱えながら、子供たちと向き合う。相談所職員の1日を追った。午前9時半、神奈川県内の児童相談所職員が団地の一室に向かった。20代の母親と2人で暮らす女児(4)は2年前、体から異臭を発していたのを不審に感じた保育園から相談所に通告された。