【医療】札幌医大、18年度に定員増、最大15人多い125人に…地方の医師不足解消、定員増は9年ぶり
札幌医大は6日、医学部の入学定員を2018年度から増やす方向で道との調整に着手した。最大で現在より15人多い125人とする。道内の地方の医師不足を解消する狙いで、定員増は9年ぶり。老朽化した同大教育研究棟の増改築が17年度に終わり、教育関連施設が充実するため、さらなる人材育成の強化が可能になった。定員増に伴う予算措置の権限を持つ道も前向きに検討する意向で、札医大は16年度にも文部科学省に定員増を申請する方針。