【社会】日本脳炎注意報、沖縄県が発令
沖縄県は6日、日本脳炎注意報を発令した。日本脳炎ウイルスは、蚊(主にコガタアカイエカ)によって媒介され、ほとんどの哺乳動物が感染する。特に豚がウイルスの増幅動物として知られており、県が豚の抗体検査を実施したところ、注意報の発令基準値を越え ていたという。県の注意報発令は2年ぶり。【新井哉】県は、先月23日に豚の血液を採取し、抗体検査を行ったところ、注意報の発令基準となっているHI抗体陽性率の平均50%を越え、最近感染したことを示す2―ME感受性抗体が 検出されたという。