【社会】警備強化や保険強制…花火大会に変化、中止の大会も 福知山事故を受け
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今夏、各地の花火大会に変化が起きている。背景にあるのは、死傷者57人を出した1年前の京都府福知山市の花火大会会場爆発事故を受けた火災事故への対策強化だ。打ち上げ数を減らしてまで警備費用を捻出する大会がある一方、規制を強めた火災予防条例の改正に対応できず、中止に追い込まれた大会もある。◇屋台設置集約
毎年約20万人が訪れる「宇治川花火大会」の実行委員会に名を連ねる京都府宇治市は、警戒にあたる消防署員を昨年の2倍、警備員も1・5倍に増やすことを決めた。