【神奈川】「兵隊さん、水を下さい」「(原爆で)皮膚が垂れ下がり、地獄絵図だった」…中原で戦争体験語り継ぐ、戦争体験を伝える朗読劇
川崎市の戦争体験者らが自らの記憶を次世代に語り継ごうと結成した「戦争を語りつぐ会」(後藤千代子代表)が十四日、同市中原区のエポックなかはらで、戦争体験を伝える朗読劇を行った。会は市民にも体験談を募り、劇団民芸の俳優今野鶏三さん(80)が朗読劇に仕立て、小中学校などで戦争の記憶を伝えている。この日は、一九二七~四一年に中国・大連やロシア・サハリン、広島市などで生まれた八人の体験を朗読した。