「運転危険と誤解しないで」…糖尿病患者訴える 血糖値の測定器やブドウ糖常備して予防を 御堂筋暴走事故で関心高まる
大阪市中央区の御堂筋で6月、乗用車が暴走して3人が重軽傷を負った事故以降、糖尿病患者の運転への関心が高まっている。血糖値が下がり過ぎると低血糖になる可能性があり、運転に影響が出る恐れがあるためだ。ただ、普段から血糖値の測定器を常備し、長距離運転の際には食事に気をつけるなどの予防策を講じれば突発症状は防げるといい、関係者は「糖尿病患者はしっかり自己管理する一方、周囲は一律に患者の運転が危険だと思わないでほしい」と訴えている。