【アメリカ】調査捕鯨見直しを 米、日本に「配慮促す」
米国務省当局者は3日、調査捕鯨を継続する日本政府の方針について「(クジラを殺す)致死的な科学調査は現代の鯨類保全には必要ない。米国の見解は変わらない」と強調、日本に対しこうした考え方に「配慮するよう促す」として、調査捕鯨の実施を見直すよう求めた。共同通信の質問に答えた。国際司法裁判所は今年3月、日本に南極海での調査捕鯨の停止を命じたが、日本政府は今月15~18日にスロベニアで開かれる国際捕鯨委員会(IWC)総会で、調査捕鯨の規模を縮小しながらも続ける方針を表明する見通し。