【デング熱】妊婦は特に注意、重症化リスク3倍 日本産科婦人科学会
妊娠中にデング熱に感染すると、重症化しやすくなるため、日本産科婦人科学会などは11日、感染が確認された地域の妊婦に対し、〈1〉長袖や虫よけスプレーを使う〈2〉蚊に刺されて3~7日後に高熱や頭痛などの症状があれば、早めに受診する――などの注意点をまとめ、学会ホームページで公表した。海外の報告によると、デング熱で重症化するケースは0・5~1%程度とまれだが、妊婦は、妊娠していない女性と比べ重症化するリスクが約3倍と高く、妊娠の週数が進むほどその傾向が強まる。